第12回:「かんむりや」@大阪山王

果たして居酒屋という名称は正しいのか。誰かん家の延長か、はたまた場末の茶店かスナックか?何度訪れても疑問を抱かずにはいられない、フシギ感満載の店 が「かんむりや」。動物園前駅から数分、住宅街に佇む様は一見、どこにでもあるたこ焼き屋風ではあるが、全面ビニシーで覆われているため、その中の様子を 伺い知るには少々、難。だが、一歩踏み入ればアナタもこの店の虜になってしまうかも‥。客から“もみさん”と呼ばれ親しまれる店主が365日年中無休で営 む、知るひとぞ知る店なのだ。
ごちゃつくカウンターに座り、ひとまず飲んで落ち着こか。チューハイ各300円は好みで混ぜて、なんてワガママも聞いてくれる。甘酢生姜×ハバネロ、我な がらナイスミックス。アテは日により具が変わる田舎煮90円。見てくれは愛想無しやけど、えぇ味してんねん。ふっくら生地にたっぷりキャベツの一銭洋食 は、しっかりボリュームで100円。ほんまかいな!納豆からあげも、さくっふぁっ。タレとネギ・生姜を混ぜ、少々の山芋入れまんねん。聞けばレシピも教え てくれるで。
客の要望で誕生しその名がついたというテディーライスってどんなん?興味津々に見とったら、なんとガス釜でご飯を炊くところから始まった。「すぐ出来まっ せ」と言いつつ待つ事数十分。常にマイペースやね。そう、店名の由来は『客を待たせ、おかんむりにさしてまうから』。しかしホンマのとこは『店主が仮性● 茎やから』‥んなこと知らんがな!なんて大人な会話が飛び交う中、ヘイお待ち。やっとこ供されたんは、自家製カレーを出汁でのばしご飯にかけた一品。なん てこたぁない、和風カレーやけど。牛の旨味とスパイスの効いた本格派。ウマイがな、酒の合間にズズッと飲み食いや。いつか私の名がつくメニューも作っても らいたいなぁ。
謎の品書き驚きの格安っぷり、何ぞやのフィギュアが並び、マンガやエロ本が重なる。頭上からはハエ取りブラリ、ピンクの電話がリンリン…。今、平成やろ? いや、ココだけ昭和?今宵もまた脳がパニくってまう!マスクを顎にかける店主と店にハマッた客の待つ異空間、アナタも覗いてみまへんか。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中