第26回:「のんきや」@大阪新世界

「ゼッタイ玉子!」「あたしは大根やなー」。電車の中、向かい合う女子の会話が耳に入る。察して、おでんダネの話だ。おでんで盛り上がるなんて、日本の若 者もまだまだ捨てたもんちゃうね。にしても、もうそんな時季かぁ。年中美味しいけど、やっぱり寒い季節が一番。おでんの香りと湯気と温もりは人を幸せにし てくれるもんね。正直、「おでん」と聞いてそないテンション上がるもんちゃうけど、思い浮かべると心にポッと小さな明かりが灯る気ぃする。ほんわかあった まる気ぃする。あぁ、美味しいおでん、食べたなってきたなぁ。
何から攻めたろか…。思案しつつ薄ら笑みを浮かべ少し足早に向かったのは、新世界ジャンジャン横町、老舗の「のんきや」。平日のお昼過ぎやゆうのに暖簾の 向こうはほぼ満員、みんなのんきやなぁ。この情景も気持ちを盛り上げてくれる立派な前菜や。オジャマしますぅ。まずはビールと名物グツグツどて焼ください な。ここのどて、アキレス使用でコリックニュッと食感がたまらんねん。キャラメルのような甘みとコクに一味をパラリ。うん、やっぱり美味しい。一息ついた ら早速いこか。どて味噌つけてもグッドな定番たまごと、パンパンではち切れそうなまぐろすり身きんちゃく袋入り。お出汁を吸った揚げさんとまぐろの風味が じゅわじゅわ溢れ出しよんねん!せや、要となるお出汁は鰹節と昆布に加え、玉ねぎの皮でとるんやて。上品な味わいが染み入るわぁ。私としたことが、お酒 そっちのけでついお出汁で水分補給してまうやん。注文後にサッとお出汁にくぐらせるシャキッと爽やかな京みずな。口に含んだ瞬間、フフッと微笑んでしまう 「ふ」。食べ進めるごとに心と胃袋があったまってくねぇ。箸休めには、酢と山葵か酢味噌でいただく茗荷、よぉ漬かった古漬けでクールダウン。我ながら渋い チョイス。リフレッシュしたらおでん再開。なめらか豆腐、まるごと一個使用のとろとろたまねぎには濃い目のお出汁をプラス。ベーコンは黒胡椒でちょい洋風 に。他さんが頼んでるん見るとつい食べたくなってまうけど、ココは立ち飲み。長居は禁物。楽しみは次回にとっとこか。迫り来る寒い冬も、アフホフおでんが あれば悪くないやんか。

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