第38回「守破離」@神戸三宮

関西在住、関西ラバーながら、東京下町にも憧れを抱き続けている私。「あそこ行った?」「あそこえぇやんな!」。初対面ですっかり意気投合した彼女こそ、ここ「守破離」の店主。私同様、東京下町酒場に惚れ込み、経験も無いまま三宮路地裏に勢いで店をオープンさせ3年ほど。見つけ辛く入り辛い印象もまた、酒飲みの心くすぐるんやわ。生粋の西成っ子である彼女のモットーは、酒は東、食は西。おもろいやん。”東西融合酒場”、楽しませてもらいましょ。関西ではまだ飲めるお店が少ないシャリキン。冷えたジョッキ・ホッピー、そしてシャーベット状に冷やされたキンミヤ焼酎の三冷が見事に再現される。ここに来たらとりビーちゃうくてシャリキンやね。料理はおまかせで。コレ食べといて!のホルモン煮込み。西成某店のそれを再現した一品で、バサ(フワ、肺)やシロなど、牛の内蔵をしっかり下処理し丁寧に煮込まれ臭みなぞ一切無し。西成風に仕上げるための煮込み時間は秘密やて。ほろとろ~んっとごくやわらか、旨みたっぷりのスープまで飲み干したくなる。合わすは東の下町酒、バイスサワー。初めてこの名を聞いた時は、何やアヤシイ酒か!?と戸惑ったっけ。キュートなピンク色とは裏腹に、スッキリ飲みやすくグイグイ肝臓におさまるも、調子に乗ると後でヤラれる強者。かく言う私も、この日すっかりヤラれてしもたんは言うまでもない…。ホルモン串焼きも牛。歯ごたえの心臓、脂のりのりミノ、ブリジュワッと丸腸。東京やきとんには負けへんで!大阪下町風甘辛おでんにはちょいと辛子をつけて。キンミヤ焼酎を使った下町ハイボールで流し込む。合うぅ。見事に東西の融合や!続いても関西らしい一品、バサの天ぷら。醤油に一味を合わせたタレでいただくんがオツ。斯様にその日のおすすめが全6品供され2000円とな。食にうるさい関西人も納得ですわ。〆は粉もんもろとこ。リクエストでチャチャッと焼いて頂いたパクチーたこ焼き。オリーブ油と塩が合いそやね~のひと言に、「いや、店の雰囲気ちゃうから」とバッサリ切り捨て。コレどやろ?旭ポン酢をぶっかけ明石焼風に。湯気とともに立ち上る独特の香り、たまらん!これやったら東の方もお気に召すんちゃいます?!気になる方はお尋ねあれ。デザート代わりに甘ぁいトンボワインをググッといったら、またキツイお酒欲しなってしもた。あかんあかん。正しき酒飲みはシュッと〆なあかん。それが東西問わずの粋っちゅうもんや。ほなまた、おおきにね!

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