第46回「こばやし」@大阪西九条

帰り道ちゃうけど途中下車してまで来てまう。他にも店知ってるけど、ココしか来ぇへん。そんなファンの多い「こばやし」。阪神ガード下に構えて37年目。ご夫婦一代で築き上げたとは思えぬほど素晴らしい年季の入りっぷりに、初訪問で一目惚れ。以来、足繁く通う常連のひとり…と言いたいところだけど、すっかりご無沙汰です。
暖簾をくぐると、穏やかなお父さん、動きも喋りもキビキビとしたお母さんの名コンビが笑顔で迎えて下さる。冷たいおしぼりでクールダウンしもって店内を見渡す。たくさんの写真、ココで出会った人々が関わるイベントのチラシなどが飾られ、いかに店と客との関わりが深いかが伺える。えぇ雰囲気に包まれ、大根おろしの辛味が爽やかなじゃこおろしでビールをグビッ。短冊メニューは開店当初から変わらず値段も据え置き。が、しかし、その日に無いものを頼むと「無いもん頼むな!」、お母さんの厳しい声が飛ぶ。とは、ご常連の談。キッツイな~と思うも、厳しく当たられるのは認められた証?何度キツく当たられてもまた来てまう、寧ろ厳しい声が嬉しい。そんなMな方が多いのもこの酒場の特長みたいやね。
名物どて焼きは、蒟蒻でカサ増しせず牛すじのみ。甘過ぎない味噌味もえぇねん。厚揚げをもっぺん揚げるあげ揚げは、裏メニューから定番化した人気の一品。男の人ってほんま揚げさん好っきゃな~、いつも薄ら笑いしている私だけど、コレはハマってもた。クリスピーな外とヤワとろな中のコントラストがたまらん!醤油かポン酢をお好みで。年季の入った分厚い鉄板上で重しをギュッと押す鍬焼きスタイルのイカ塩焼きは、焦げが香ばしくプリップリ。ただ焼いただけやのに(と言っては失礼やけど)妙にウマいねん。ビールからのハイボールを一気に飲み干し、麦ロックを所望。お母さん、目を見開いて「飲むん早やっ!」。ナイスツッコミ頂きました。私も少しは認められたやろか?
たっぷり鰹節を踊らせ焼きそばの登場。美味しそ~と見とれていると、「早よ混ぜて!」、お母さんのみならず隣さんからも鋭い声がかかる。扇風機の風で鰹節が飛んでしまうからだそう。ナルホドおっしゃる通り!慌てて全体をよくかき混ぜズズッとすする。肉や野菜、プリップリの麺にしっかりソースが絡んだソレは、何だか子供の頃の土曜のお昼を思い出させた。〆のつもりが、まわりさんの盛り上がにつられ、らっきょうで麦ロックの杯が進んでまうけど。お母さんが笑ろてるうちにおいとましましょか~。

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